「服従」 한용운

 

 

「服従」　　

                                                                 한용운　

 

 

 

           

 

 

남들은  자유를 사랑한다지마는,

나는 복종을 좋아하여요.

자유를 모르는 것은 아니지만,

당신에게는 복종만 하고 싶어요.

복종하고 싶은데 복종하는 것은

아름다운 자유보다도 달콤합니다.
그것이 나의 행복입니다. 

 

 

그러나, 당신이 나더러 다른사람을  복종하라면

그것만은 복종할 수가 없습니다.

다른 사람을 복종하려면

당신에게 복종할 수 없는 까닭입니다.  

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 【번역】　　川原千秋

多くの人々は自由を愛しますが、私は服従を好みます。
自由の良さを知らないわけではありません。
でも、私はあなたにだけは服従したいのです。
服従したくて服従するのは、美しい自由よりも甘いのです。
それが私の幸せです。

でも、あなたが私を他の人に服従させようとすれば、それだけは嫌です。
他の人に服従すれば、あなたに服従できないからです。

【所感】　　川原千秋
　
　美しい自由よりも甘い服従、他の誰でもないあなたへの服従によって幸せとなる私は、

あなたから愛され、その愛によって信頼を寄せているのでしょう。
　信頼できない他の人への服従は不幸であり、無理に強制されての服従となれば、

あなたへの服従が困難となり、不幸を重ねることになります。
　そこで「幸」の字源に思い当たりました。「幸」は人を手かせで留めて、

自由を奪った様をそのまま象形文字にしたという説です。古代から自由を求めながらも、

自由を奪われた服従の中で信頼と愛を育み、「幸」の本質を会得していったのかもしれません。

それはまた同時に、「愛」の本質をも考えさせられます。
　実に素直で、率直に吐露された作者の心情に共感しつつ、現代社会においては負の遺産の

                                   ようにも扱われる儒学、武士道の忠・孝・烈が、真の服従の美徳であることも肯けます。